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現在から遡ること約60年前、由仁で馬具屋を営んでいた初代店主はその出身から「東京さん」と呼ばれ地元の人に親しまれていました。
しかし時代は変わり、馬具や農具を必要とする人たちは次第に減っていきました。そこで初代店主は一念発起して食堂を開業します。「東京食堂」の誕生です。
畑違いの仕事は苦労の連続でしたが、次第に繁盛店となっていきました。そのときの人気メニューがホルモンでした。
後を受け継いだ現店主の師匠である2代目店主は努力と工夫を重ね、現在の商品の味や製造方法を完成させました。そしてその美味しさから、「東京さんのホルモン」→「東京ホルモン」と呼ばれ、ホルモン専門店として人々に愛されるようなりました。
現店主も物心ついたときから、東京ホルモンが大好物で一番のご馳走でした。その愛する「東京ホルモン」を守り、出来るだけ多くの方に召し上がっていただきたいとの思いで、日々ホルモン造りに勤しんでいます。
東京ホルモンのホルモンを食べるとき使われる、専用の鉄板鍋ですが、これにも試行錯誤の歴史があります。
鉄板の厚み・鍋の深さ・折り返しの角度・持ち手の形状等、色々試しました。鍋の深さ一つをとっても、深いと汁気が出て、浅いと乾きやすい等、使い勝手を考え抜いた末に今の形に辿り着きました。
汁が出すぎて使いづらい時には穴を開けてみたり、少人数用に2段の作りにしてみたりといった失敗した試みもありました。
もちろんご家庭では、ホットプレートなどでも美味しく召し上がれますが、ご来店いただいたときに是非一度ご覧になってみてください。
ホルモンを食べ終わった後、ご使用の鉄板の上手な保存方法をご紹介します。